残念ながら、現在日本で発売されている測定器は、全て血液を採取することにより血糖値を測定します。
今のところ、全く針を使わない血糖測定器はありません。
但し、血液の採取場所が痛点(痛みを感じるところ)の少ない場所で行え、採取する血液量が少ないものが発売されています。
血液を採取しないで血糖値を測定する器械は現在開発中で、Diasensor1000がヨーロッパで販売されているほか、GlucoWatchBiographerが2000年5月よりアメリカで18歳以上の大人への使用が予備的に認められているところです。
現在血液を採取しないで血糖値を測定する器械の性能はその正確さと精密さの点で従来のものに取って代わるまでにはいたっていません。
しかし、近い将来には、血糖自己測定を痛みのない方法で測定できるようになります。
それまでは、自分に合った器種を使ってより良い血糖コントロールを達成することが大切です。