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就任のご挨拶

takegamiS.JPG この度、平成30年6月28日開催の平成30年度通常総会および総会終了後の臨時理事会にて会長に選出されました竹上 学です。 8年間会長を務められた但馬重俊前会長を引き継ぎ、歴史ある大阪府病院薬剤師会の会長の大役を拝命したことの重責さに身が引き締まる思いを感じています。

さて、社会における病院薬剤師が求められる役目と責任は年々重くなり、少しずつではありますが、2年毎の診療報酬改定で評価された業務に診療報酬が新設または増点され、病院薬剤師にとって目標とする業務が明らかになってきています。 本年4月の診療報酬改定は、地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化並びにさらなる連携の推進、新しいニーズにも対応可能で安心・安全で納得できる質の高い医療の実現・充実、医療従事者の負担軽減・働き方改革の推進、効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上を基本認識として行われました。 その中で、地域包括ケアシステムの構築では、外来から入院、退院後の外来・在宅へと、入院前から退院後の生活を見据えて退院支援を行うことが求められ、入退院支援の評価がなされます。 各施設において、入退院支援の機能を担うセンター等を設置し、多職種が関わることにより、患者さまが安心して入院できるようになると考えられています。 薬剤師としては、服薬内容や服薬状況の確認をはじめとして、得た情報を他職種および院外での病院・診療所・薬局と情報共有することが重要となります。 本会では、前執行部体制で立ち上げた地域連携推進委員会を継続し、連携の在り方を模索しながら進めていきたいと考えています。

一方、薬学教育では、新モデル・コアカリキュラムに準拠した実務実習が平成31年度より開始されます。 担当大学が各地区で病院・保険薬局をグループ化し、病院・薬局が連携をとり、各々が担う項目を考えていく実務実習提供体制が構築されつつあり、本年はトライアルとして行うことをお願いされています。 現在まで築いてきた大学との情報共有体制を継続し、新しい実習が将来の後輩薬剤師たちにとってよりよいものになるよう進めていきたいと思います。

私たちは、従来からの薬剤師として行って当たり前と考えるべき業務と新しい業務への取り組みや、病院・診療所というチームの中で求められる業務を見極め、マンパワーを最大限に活用し進んでいければと考えます。 本会に所属する会員施設にはさまざまな規模の施設があり、自らの特徴を果たすべき機能を備え、その中で薬剤師は技術を駆使し工夫して業務を行っていることと想像します。 その考えと技術を共有するため、会員の皆様には、本会が行う研修会やO.H.P.NEWSの記事を通して、会員同士が情報を共有するとともに、実践してエビデンスを構築した内容が今後の私達の将来を明るいものにしてくれることを信じて自ら積極的にアピールしていただきたいと思います。

病院薬剤師が医療の中で立場を認識し、薬剤師が提供する医療が今以上に患者さまにとって、また社会に欠かせないものとなるよう、役員一同、会員の皆様と協力し、本会の事業を進めていく所存です。 ぜひとも本会の発展のために、ご意見、ご助言をいただけますようお願い申し上げまして、会長就任のご挨拶とさせていただきます。

一般社団法人 大阪府病院薬剤師会
会長  竹上 学
(大阪府済生会千里病院)

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